子供の成長を見守るためにー子供のダンススタジオ 親の関わり方
- スタッフ
- 2月6日
- 読了時間: 4分
ダンスを習うお子さんをお持ちの保護者の皆さまへ。

「うちの子、なかなか上達しなくて…」 「もっとこうしたほうがいいって言ってるのに…」
そんな風に感じたことはありませんか?
保護者の皆さんが子供の成長を願う気持ちは、とても素晴らしいものです。しかし、その「もっと頑張ってほしい」という思いが、実はお子さんの成長を妨げてしまうことがあるのをご存じでしょうか?
今回は、子供のダンススタジオ 親の関わり方というテーマで、ダンスを習う子供たちにとって「親の適切な関わり方」とは何かを、心理学的な観点も交えながらお伝えします。
子供のダンススタジオ 親の関わり方・・・「できない」に注目しすぎると、子供のやる気が低下する
子供は「できない」と言われ続けると、自信を失い、やる気をなくしてしまいます。これは、心理学で「学習性無力感」と呼ばれる現象です。
学習性無力感とは、何度も失敗を指摘されたり、できないことを責められたりすると、「どうせやっても無駄だ」と思い込んでしまう状態のこと。つまり、親が「なんでできないの?」と繰り返し言うことで、子供は「私はダンスが苦手なんだ」と思い込み、チャレンジする意欲を失ってしまうのです。
また、「間違えたら怒られる」という恐怖があると、子供は新しいことに挑戦しなくなり、ダンスを楽しめなくなります。これは、成長の大きな妨げとなります。
ダンススタジオの「センター」は必ずしも上手な子がなるわけではない
発表会やコンテストでは「センター=一番上手な子」というイメージを持つ方も多いですが、実際にはそうとは限りません。ダンススタジオの講師は、単に技術だけでセンターを決めるのではなく、さまざまな要素を考慮して配置を決めています。
1. パフォーマンスの魅力や表現力
ダンススタジオでは、センターは技術以上に「人を惹きつける力」が求められるポジションです。どれだけ上手に踊れても、表情が乏しかったり、周囲との調和が取れなかったりすると、センターに立つのは難しくなります。逆に、表情が豊かで人を引き込む力がある子がセンターになることもあります。
2. チーム全体のバランス
ダンスはチームワークが大切なので、センターを誰にするかは全体のバランスを考えた上で決められます。例えば、身長や体型のバランスを取るために配置を工夫したり、曲の雰囲気に合う子を選んだりすることもあります。
また、ダンススタジオによっては「センターを固定せず、途中で入れ替える」こともあります。プロのダンスグループでも、曲のコンセプトに合わせてセンターを変えることがよくあります。
3. 伸びしろを期待しての配置
意外に思われるかもしれませんが、「あえてセンターに置くことで成長を促す」という考え方もあります。普段控えめな子でも、センターを任されることで自信を持ち、飛躍的に成長するケースがあります。
親の役割は「遠くで見守る」こと
ダンススタジオのレッスン中、お子さんの動きを見て「こうしたほうがいいんじゃない?」とつい口を出したくなることもあるでしょう。しかし、親があまりに指摘しすぎると、子供は「自分で考える力」を育てにくくなります。
成長のカギとなるのは、「自分で気づき、工夫すること」。ダンススタジオの講師はそのために、あえてすぐには正解を教えず、子供が考えて試行錯誤できる環境を作っています。
親の役割は、「外から見守り、必要なときにサポートすること」。お子さんがダンスに行き詰まっているときは、「どうしたらできると思う?」と問いかけ、考える機会を与えてあげましょう。
なくても大丈夫!成功体験よりも「挑戦すること」が大切
ダンススタジオでの上達には時間がかかります。すぐに完璧に踊れる子なんていません。それよりも、何度も練習して少しずつ成長していく過程が大事です。
心理学者アルバート・バンデューラの「自己効力感」の研究では、「小さな成功体験の積み重ね」が子供の自信を育てることが示されています。つまり、大きな成功ではなく、少しずつ「できることが増えていくこと」が、子供のやる気を引き出すのです。
まとめ~子供のダンスを心から楽しむために~
ダンススタジオに通うお子さんの成長を願うからこそ、つい「もっとこうしたほうがいい」と言いたくなるのは、当然のことです。しかし、親の役割は、教えることではなく「見守ること」。
✅ できない部分ではなく、できた部分に注目する
✅ 口出しせず、子供が自分で考える時間を作る
✅ 努力を褒め、挑戦することを大切にする
✅ センターの配置には技術だけでなく、さまざまな要素があることを理解する
このような関わり方をすることで、お子さんはダンスを心から楽しみ、自分で考えて成長する力を身につけていきます。
ダンススタジオでの経験が、お子さんにとって素晴らしいものになりますように。温かく見守っていきましょう!
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